私の就職遍歴 7 中年、就職に向けて勉強してみたけど、、、 現実の厳しさを改めて知った、、

2023年3月19日

退職を決めてからは行動は速かった!まずは勉強をすることを決め、プログラミングスクールの申し込みをした。当時、私の受講したプログラミングスクールは35歳以下であればある条件を満たすと再就職先を斡旋していただける特典が付いていました。すでに35歳以上である私はその特典を受けることが出来ないとわかっていましたがとにかくやってみないとわからない、まずはやってから考えるという性分なので半ば強引に入校!親にも借金をして、スクールで使う新しいPCを購入、そのほか道具なども揃え半年間のスクールをスタートさせた。

この時は本当にコロナが流行った時期だったので本来ならば都内の会場にて専属のコーチがいて質問し放題の学習ができたのですが、半年間すべてオンライン授業になりました。そして受講生同士でチームを組み、二時間ごとくらいにミーティングを行い、授業の内容をみんなで共有し合い、テキストなどでわからないことはメールやZOOMなどを使ってコーチに質問するのですが、質問もコーチに的確、要点をついた質問にしなくてはいけないというルールがありました。初めはわからないことばかりなのでそのルールはありませんでしたが徐々に慣れていきましょうということで質問にしてもグレードアップしていきました。学習内容はここではあまり伝えることはできませんがまずはテキストを読み、自分での理解度をチェック、毎日朝一で小テストを実施、ある程度進みますと中間テストみたいなものを行います。これに合格しなければ次のテキストに進めないという仕組みになっています。私はコーチに質問もほとんどせずどんどん進めていき、中間テストを受けましたが2回くらい落ちました。最後はほぼカンニングに近い形でテストに臨んだので合格できました。先に進めないとどうしようもないので、、、

受講生の仲間は最後までみんな残ったのかと言われると意外と途中で辞める方もいて私のグループでは7人中2人途中で辞めていきました。やってみて駄目だったと気が付くのでしょね。

何とか最終課題まで進むことが出来ましたが、、、そこでやはり就職先が無いということに気が付き(当然ですが)やる気が一気に無くなりました。それと同時に他の受講生の方の話を聞いていると私なんかよりもすごく理解しているのがとても嫌になってなんで私はできないんだ!!って追い込まれてしまった。長期休暇の後、そのままフェードアウト。ミーティングなどにも理由を付け参加しない様になっていき、最終課題はほとんど手を付けずにスクールを終了させてしまった。でもここまでやってみないと本当に良いか悪いかわからなかったので私としては満足はしています。終わってみれば、借金をして、就職先も見つからずこのような状態。仕方がないのでとりあえず失業者の味方のハローワークに通うことに、、

たまたまその時は熱の測定やアルコ―ル消毒の為、失業者の列を並んでいたところふと横に目を向けると、なんとポリテクセンターというチラシに目が留まる。チラシを取ってみるとなんと、現在募集中とあるではないか!?さっさくそのチラシをもってハローワークの方に相談。申込み用紙などを頂きすぐに手続きをした。そして後日、返信封筒が届き、そこには簡単な筆記試験と面接を行い合格者のみ受講できるとあり、すぐに筆記試験の内容を調べて受験対策を行いました。面接は昔から得意!?だったのでまずは筆記試験を突破すべく過去問題集を購入したりして試験に臨みました。試験は見事合格することが出来、スクールを終了して2カ月、ポリテクセンターに通うことが出来るようになりました。この間は失業手当なども支給されるので生活については何とかやっていけました。

ポリテクセンターにはいろいろな就職支援コースがあり、多分ですが各都道府県別に受講内容が異なると思います。その地域での企業が実際に欲しい人材はどういうことが出来る人を探しているのか、即戦力になる人材を求めているのかなどで就職支援コースの内容を決定しているのではないかと思います。私の地域は工場勤務が多い地域ですので溶接や機械加工などのコースが充実していました。後はCADを使ったコースや私の半年間やったプログラミングに近いコースなどもありました。私はここでもプログラミングのコースを選択。ちなみにハローワークでも「年齢的にちょっと難しいかもしれませんね~~」と言われました(笑)。それでも諦めの悪い私は何とかそのコースに入校することが出来、早速スタートしていきました。スクールでやったことよりももっと基本的なところから学習することでスクールでわからなかったことが理解できるのではないかと思いましたが、当ては外れました。やはり私には無理ということがここでやっとわかりました。実は席の隣の方と仲良くなり話をしていたらその方は以前プログラミングの仕事をしていたそうです。私なんかよりもずっと知識があり教えていただくこともいっぱいありました。でもそんな方でもプログラミングの仕事に就けないということを教えてくれました。やはり一番のネックは年齢でした。どんどん若いプログラミングができる人が入社しているのに何でわざわざ高い給料を支払ってプログラミング初心者のおじさんを雇わなければならないの?みたいなことをある会社様に言われたそうです。今更ながら当然の結果でしたね。

気づくの遅くね~~、俺

まあ、しょうがないのでもうプログラミングの世界は諦めて、とにかく就職できる場所を探すことに設定変更。ポリテクセンター内にもハローワーク同様に就職支援をしていただけるキャリアアドバイザーさんがいて、私は入校してからほぼ毎日のように通っていました。私はキャリアアドバイザーさんからこの会社さんは年齢的に厳しいとかここはちょっと仕事内容的にお勧めできないとかいろいろ教えていただきました。半年の期間中に6社余り書類を送付させていただき、その中で1社面接をしていただけることになり現在はそこで働かせていただいています。プログラミングの世界とはかけ離れている機械組立の工場に勤務しています。何とも言えない1年でしたが良い一年だったと確信しています。すでに勉強した内容は忘れてきていますが、、、、(笑)。

今の職場についてはまた投稿させていただきます。

本日もご愛読ありがとうございました。