私の就職遍歴 6 配送ルート営業 パート2

2023年3月19日

次なる職場は、前回と同じルート営業および配送の仕事です。前回の職場のライバル会社に入社したことになります。就職先を探している暇がなかったのでたまたまハローワークに行った時にたまたま求人が出ていて、たまたま面接をしていただいて、たまたま採用された、たまたま就職みたいな感じでとんとん拍子に決まってしまった。以前の投稿から矛盾点はいろいろあると思いますが、家族の為、自分の為に手っ取り早く同業者の所にお世話になるしかなかったというのが正直なところです。ただ以前の会社よりも規模は大きく、会社としての規則、規律などもしっかりしていて安心できる部分が多い企業でした。通勤は車で15分くらい、自転車では20分くらいの所にあります。地元でも有名企業で、社長はとにかく新しいことをするのが大好きで常にチャレンジを惜しまない挑戦者でした。実質、会社を運営していたのは専務でこの方は身内でも何でもない方でしたので社長とうまく接することが出来たと思います。専務がいるから入社したいっていう人もいるくらい実力者でした。その専務も私が入社して間もなく退職することになるのですが、、、、

私が入社した時から社員数が以前の会社に比べ多く、50人以上いたのを覚えています。(パート、アルバイトを含めですが)人数が多い分自分の負担が少ないため以前の会社に比べ身体の負担は少ないのですが、それ以上にやることの多さにびっくり!!一人一台のパソコンが備えてあり、メールのやり取りも社内で決まったやり方があったり、個人の売り上げデータのチェックだったり以前の会社とは全く違うやり方で業績を伸ばしていました。そういったデータの管理がしっかりしているおかげで以前より落ち込んでいるとか売り上げが伸びているとかが一目でわかるようなシステムを構築していました。毎月月末にはミーティングを行い、各個人の目標売り上げの一番いい人から始めていき、その月の反省、来月に向けて何を行っていくのかなどを担当営業と話し合いをして、そこで出た案をもとに毎月営業を進めていきました。

出勤時間は以前よりも少々遅くても良く、5時くらいまでには出社していれば間に合う状況です。人数も多いので朝の時点で”急にここ行ける?”とかの相談もでき、配送の負担は以前の会社に比べかなり軽くなった。比べるのは何とも言えませんが以前の会社は少数精鋭部隊で、今回の会社はただの多勢ではあるが数に物を言わせた方がやはり強い!!です。それなりの人数で配達をするのですが、トラックに積み込むスペースの広さは多分県内一番だと思います。一度に20人前後の積み込みができるので積み込む順番を待つということが無いのはストレスが無く良い環境でした。積み込む場所も空調が完備されているので商品が傷まない配慮もされており充実していた。今、記述していてこれはお客様に売り込める素晴らしい設備なのではないかと改めて感じました。以前の会社では配達していなかったスーパーマーケットにも配達をしていたので特売日なんかはかなりの数を配達していました。休日は年間100日はかけるくらいでした。以前の会社に比べてみたらここは天国でしたが他の企業と比べるとそうでもない。いろいろ条件の良い求人を出していたがそれでも人は入ってこない。それほど、このようなルート営業は嫌われていることを知った。

この会社で私はコロナウイルスの影響をもろに受けた。学校はもちろん、外食産業も経営が厳しくなり、売り上げがかなり落ち込んだ。アルバイトやパートさんはすべて退職していただいた。それくらい落ち込んだ。ただスーパーマーケットの取引があったから従業員だけで何とか乗り切ることが出来たのではないかと思う。社長もあの手この手を使い、会社が潰れない様に奔走していました。

私はコロナウイルスのおかげと言っては何ですが気が付きました。どんなに売り上げが良くても、こんな災害が来たらすぐにダメになってしまう、いくら大手企業といえども場合によっては倒産する可能性もある、このままコロナが続けば自分自身の早期退職もあり得るのではと、、、、

であれば、どうするのが良い選択なのか?毎日のように自分に自問自答を繰り返し、ようやくたどり着いた結論が自分が死ぬまで働くことが出来ればいいんじゃね⤴!!という結論が出た。そして体が動かなくなっても、足が動かなくなっても、手がうまく動かなくなってもできることを考えたらパソコンを使った仕事をするのが一番長く仕事としてやっていけるのではないかと考え、どのような勉強方法があるのか調べるようになった。パソコンスクールに通うことも視野に入れて素早く技術を手に入れるには、、、退職して勉強をするのが一番の近道と考え、退職することにした。ある程度考えて自分の中で考えがまとまると悩んでいる時間がもったいないのですぐに結論出すし、行動してしまう。いつもこの判断に家族は振り回されてしまう。私が頑固者と知ってか妻は何も言わない。きちんと生活費をもらえればいいよという考え。そのおかげで私はどれだけ救われてきたのか、、、、ありがとう。   というわけでこれから無謀ともいえるチャレンジ、半年間勉強を始めることとなっていった。

本日もご愛読ありがとうございました。