田宮製 RAYBRIG NSX 2000年仕様 ラジコンカー 修理 その5 フロントサスペンションの組立

2023年7月16日

フロントサスペンション

前回の続きで今回はフロントサスペンションの組立を行っていきます。

サイズ的にこれかな

装着されていたサイズがこのサイズぽいのでこちらのダンパーミニセットを購入しました。

リアサスペンション用にダンパーショートも購入しています。

中身です

パッケージを開けると中にはこのようにパーツが入っています。

ビニール袋の中には細かいパーツが入っているので何は皿のようなものに開けた方が良いです。

パッケージに開けました。

小さい皿が無かったので私はパッケージの蓋の方にビニール袋の中身を広げました。

クリップなども入っているのでやはり皿に開けることをお勧めします。

サスペンションのピストンです

これはサスペンションのピストンです。長いピンみたいなのがピストンロッドになります。

ピストンロッドにEリングを入れ、プラスチックのピストンを挟み込むようにして組付けます。

ピストンです

ピストンですが空いてある穴によって中のオイルの流れが変わるので組付け時にはよく考えて組付けましょう。

穴が多いとオイルの流れは一気に流れるので柔らかいダンパーになると思います。(オフロード車など)変わって穴が少ないとそれだけオイルの流れが緩やかなので硬いダンパーになります。(スポーツ車など)もしその中間をというのであれば2つ穴が開いたピストンもあるのでそちらを使用するといいと思います。(普通、平均的な車)もしかしたらかなりの玄人さんはこのピストンに穴をあけて微調整している方もいらっしゃるのではないかなと思います。(推測ですが、、、)

他のピストンです

ちなみに私は平均的な2つ穴のピストンを使用しました。

ダンパーストロークを決めます

続いてダンパーストロークを決めます。ダンパーストロークが長いとオフロード車向きで短いとスポーツ車向きですね。こちらは組み合わせで短くしたり長くしたりすることが出来ます。こちらもカットすることで自分自身のカスタムを可能だと思います。ストローク量が大きいと悪路にとても強いですね。ストローク量が少ないと道路などの平坦な道に有効です。

シリンダーです

シリンダーです。Oリングを入れ忘れない様に注意します。ピストンを挿入時にOリングを傷つけない様に出来る事ならピストンピンにオイルを塗ってから差し込むのが良いと思います

ストローク量を決めます

ストローク量は平均的な(普通)でセットしていきます。こんなもんで変わるのかな?っていうのが正直なところではありますが、私より頭の良い方が設計して、このように組み立てると変わるよ、と言っているのですから変わるのだと思っています。

ピスロンロッドを固定

ピストンロッドをダンパーエンドに付けます。このダンパーエンドも長さがあって二種類あります。これについてはサスペンション装着時の長さに影響してくるので今までのピストンロッドに入れたスペーサなども影響してきます。実際にラジコンに装着して確認してみた方が良いと思います。二度手間になってしまいますがよく確認しておかないと車高に影響が出ますので気を付けてください。

ラジオペンチにも注意が必要です。私は先っぽに溝が無いラジオペンチを持っていたのでそれでピストンピンを押さえつけてバンパーエンドを取り付けました。溝があるとす少し傷が入ってしまうのでダンパーピンがその傷の所までストロークしてしまうとOリングに傷が入ってしまいそこからオイル漏れの原因にもなってしまうので注意が必要です。ピストンピンのかなり下(バンパーエンド付近)でラジオペンチで抑え込めばそこまではピストンピンは下がってこないとは言い切れませんがストローク付近で傷があるよりはマシかなと感じます。それとピストンピンをしっかり押さえつけるものがあればラジオペンチでなくても良いと思います。

ダンパーエンド取付

ダンパーエンド取り付けました。続いてはオイルを入れていきます。

見比べてみた

元の説明書があったので見比べてみました。同じように組み立てていきます。無い方はネットでも拾えると思いますので検索してみてください。

サスペンションオイルの注入です

オイル入れていきます

ダンパーの中にオイルを入れていきます。オイルを入れる時にはダンパー内には空気が残ってない様にしなくてはなりません。オイルが多少こぼれてしまいますが気にせず入れましょう。

オイルを入れた所です

オイルを入れたらピストンピンを上下に何度も何度も作動させ中の気泡があまり出なくなるまで繰り返しオイルが減ったら継ぎ足していきます。全部の気泡を出すというのは難しいのである程度気泡が出なくなるまで繰り返してください。

ゴムキャップで蓋をします

気泡があまり出なくなってきたらピストンピンを下まで下げてオイルを並々入れます。並々入れたらゴムキャップで蓋をします。この時オイルはこぼれますが気にせずキャップをしてください。ダンパー内をゴムキャップで閉じて真空に近い状態にします。オイルがこぼれないと真空に近い状態を生み出せないのでオイルはこぼれるくらいまで入れてください。

ダンパーにキャップをします。

オイルがこぼれている状態でいいのでキャップをします。キャップをしたらこぼれたオイルをティッシュなどでオイルをきれいにふき取ります。オイルが残っていると埃が付いたりしますのできれいにふき取ります。

このようにして2本作ります

2本とも同じように作ります。

ダンパースプリングです

続いてダンパースプリング(コイルスプリング)の装着です。説明書にあるようにロングとショートがあります。長さが違うのでオフロード車用にダンパーを組み立てていた場合はロングを、スポーツ車用にダンパーを組み立てていた場合はショートを入れるのが基本ですね。後はスペーサー次第でスプリングの硬さを変更できるのでガチガチにしたい方はスペーサー全部を入れればかなりガチガチになると思います。(やったことは無いのですが)

3種類あります。

上の写真の左側はもともとついていたダンパーのスペーサー、今回はそのスペーサーに合わせて入れます。

もともと入っていたダンパーは一種類入っていました。それに合わせてみると2枚のスペーサーを使えば同じになるので2枚入れました。

もともとのダンパーと比べてみました

もともとのダンパーで取って置けるものは取って置き折れてしまったダンパ―本体は捨てます。

捨てます。

まとめ

細かいパーツは何かあった時に交換できるようにこのように区分けしてまとめておきます。

でも何かあった時は多分来ない、、、、、気がする。

その時はまた交換している、、、、かな?

いずれにせよもしかしたらということで取って置きます。

次回は以前ばらしてなかったギヤ本体をばらして清掃、グリスアップをしていきます。

本日もご愛読ありがとうございました。